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Minerva2050 午後の愉しみ 記憶の記録   

 

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「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」七瀬三部作 筒井康隆 


家族八景 (新潮文庫)家族八景 (新潮文庫)
(1975/03/03)
筒井 康隆

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伝説の復活から2年!大人のエンターテインメント作品
米倉涼子版『家政婦は見た!』再び!

SF小説の出来具合はフィクションとリアリティの混合比によって決まります。

だいたいフィクション4対リアリティ6以上の比率でなければ読者はついていけないのです。

妄想家筒井康隆さんの「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」いわゆる七瀬三部作はSF小説の傑作、

その混合比はフィクション3対リアリティ7。2対8まで比率を上げていれば直木賞だったでしょうが。

小説家筒井康隆の膨大なSF,エログロ、ナンセンス、パロディ小説群のなかで一番の傑作、次点は「文学部唯野教授」。

「家族八景」にはじまる七瀬の超能力者設定は人の心を読み取る能力だけという押さえがいい。

家政婦として他人のうちを覗き込むという「家政婦は見た」の元祖版。

「七瀬ふたたび」はおそらく「家族八景」の思わぬヒットに気をよくした筒井さんが、

ヒロイン七瀬を007並みの活躍をさせるエンターテイメント小説に仕立てて二匹目のドジョウを狙って成功。

さらに「エディプスの恋人」では七瀬が神にまで昇華します。

三部作のクライマックスは60ページに及ぶエディプスの独白。

小説家筒井康隆にしてもっとも美しくもっとも泣ける珠玉の文章。

傑作です。


七瀬ふたたび (新潮文庫)七瀬ふたたび (新潮文庫)
(1978/12)
筒井 康隆

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エディプスの恋人 (新潮文庫)エディプスの恋人 (新潮文庫)
(1981/09/29)
筒井 康隆

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